思惑はいろいろと…

新型コロナウイルスで、かなり得した人と大損した人がいる。
大損するのは我々のような下層民。
生活の糧を絶たれた人、住む所まで失う人がどれほどになるか
絶対に統計は出ないだろうなと思う。
政治、行政、大企業の人はこの事態でも生活に困らないだろうし、
一部医療関係は…と、大きな声でこういうことを言うといけないらしく
報道はされない。
だからこれ以上書くのも控えたほうがよさそうだ。
よく情報に注意して物事の進み方を観察し、歴史を辿ってみれば
誰にでも想像はつくことで、証拠は無いが考察はできるだろう。
ほぼ思惑通りに行った人、思わぬとばっちりの来た人、いろいろだ。

そんな中、底辺に暮らす我が家でも下の娘の思惑があった。
春から夏にバイト先の会社は繁盛期を迎える。バイトも出勤が増える。
3月4月の給料が入れば一年分の貯金と合わせて年金が払える算段。
ところが、オリンピックで年間全体が自粛方向になっていた上に、
新型コロナウイルスで完全に自粛となり、とうとう
「店開けられないから仕事無い」と会社の人から宣告される事態に。
娘の頭の中はこう反応した。
「仕事無い＝収入ゼロ＝ニート＝年金の支払いできない＝大人として
ダメな奴＝社会不適応者＝生きている意味が無い」
おいおい…。
下の娘、そのままショックで数日間挙動不審で、のたうち回っていた。

思惑はいろいろ。人それぞれ。

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