ロボは働く

今年はインフルエンザが大流行。
スーパーでも咳をしながら買い物をしている人が増えた。
良くないなと思いつつも、そういう人たちの中で買い物を続ける。
インフルエンザでは無いと思うが、風邪はひいたようだ。
症状は軽いのでそのまま放置状態になっているが、困ったのは頭痛だ。


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偏頭痛持ちのため、偏頭痛なのか風邪による頭痛なのか不明。
偏頭痛ならピークの２、３時間を横になっていれば何とかやり過ごせる。
しかし、似たような痛みなのに四日経っても寝ている間も治まらない。

そんな状態でありながら、やっぱり家事休みは来ない。
娘たちが家に居ても、誰も代わってくれない。
携帯をいじってテレビを観て…食事ができるのを待っている。
いつものように掃除をして、洗濯をして、買い物へ行き、食事を作る。
話に相槌を打ってやり、言うことを聞いて動いてやる。
眠くても我慢、痛くても我慢、ふらついても我慢。

もう大人だから家事ぐらいしてくれてもいいのに。
大人だから少し位気遣いを覚えてもいいのに。

そうやって他者に期待すると落ち込むので、それはやめ。
期待してもしなくても、自分は家事ロボとして云十年生きて来た。
もはや実家でも嫁ぎ先でもそれは全員にとって無意識の習慣。
それが無いと大騒ぎになるが普段はまったく気にも留めない。
周囲が冷たいからではなくて、それは単なる日常なのだ。

ロボは働く。
故障しかかっても、働く。
スイッチ押さなくても、壊れても、ロボの中の人間は働く。
延々と無給で、失業中のまま働き続ける。

ああ、社会にでて有給で働きたいものだ。
自分は失業中という意識でいるのに、
社会は専業主婦だと言って失業扱いしてくれない。
近頃、それがとても残念だ。

タグ：家事 メンタルヘルス 主婦 ライフスタイル