アイデアを盗む

文化に関連してのモラルの話。
アイデアを盗むということがよくある。
たまたま同じ発想をしていたという事例もあるが、
盗んでなんぼと言う人もいて、モラルの無さに悲しくなることも…。


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思わす知らず盗んだ形の物を発表したした人も知っているが、
盗まれた話は本当にたくさん聞かされる。
悲しいことだと思う。

他者の作品を自分のものと偽る。
他者の物を少し加工して自分のものと認めさせる。

こういうことに関しては、自分は
家族関係、師弟関係で起こり易い印象を持っている。
他人の場合は訴えることができるから。

自分もアイデアを盗まれたことがある。
大々的に発表できる立場にある上の者が
無名の下の者の作品のアイデアを奪うのだ。
先に発表した作品であっても、負けてしまうことがある。

昨日も勉強会でそんな作品写真を見せていただいた。
先に発表した人の作品のほうが美しいと自分は感じた。
粗削りでありながらもどこか繊細で。

今はその魅力的な作品たちは注目されず、
盗んだ人は評価が定着してファンの多い有名人。
双方が故人になると追求も事実確認もできないまま、
関係者はファンに遠慮して口を噤む。
事実と異なっていても、思い込みの評価が罷り通っていく。

昨日は、少し複雑な思いを抱えて勉強会を後にした。

タグ：著作権 モラル 作品 文化 アート