第二の人生の生き方を

「第二の人生」と言うが、自分にとっては過去は奴隷状態で
ようやく底から脱するように手に入れた「自分の人生」。
本当の人生、若しくは当たり前の普通の人の人生だ。
だからこそ…
どういう方針でどういう心持ちで生きるかを考える。
本当は自分はどう生きたかったのか、何がしたかったのか。
自分の内面に問いかけながら、ああでもない、こうでもないと
この数年を過ごして来た。
究極のところ、叶えたいものは二つだけだった。

人間関係の面では、心を許せる人、信頼できる人と過ごしたい。
これは叶った部分もあるし、叶えつつある部分もある。

生活面では、仕事を持ち自立した生活をしたい。
これは子どもの頃からの夢だが、未だ叶わない。
周囲の状況、家族の状況、自分の壊れた体が相変わらず邪魔をする。
よって、今の最大の問題はこれだ。

誰かに養ってもらう状況に嫌々従って心身を壊した。
だから、そういう提案をしてくれる人が居ても応じられない。
だが、自分で自立した社会生活を営みたいのだ。
税金を払えるようになりたい。
誰にも遠慮せず金をくれる人に迎合せず、金で心を縛られず。

普通の人が第二の人生に差し掛かる時期に、
自分は初めて自分の人生をゼロから踏み出すことになった。
まだ幼子状態で金銭面を依存しているが、年齢は人生の半分以上を過ぎ、
健康寿命を数えるべき年齢だ。
早めに自立したいと思いつつ歩みが進まない苛立ちを抱えて、不安で
DV夫ではない誰かに依存して投げ出してしまいそうになる気持ちもある。

でも、踏みとどまる。
生まれて来たからには自分本当の心に従って人生を歩むべきだ。
自分の年齢を考えれば、後悔した時には既に遅いことだけは確実なのだから。

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