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夏の食卓の恐怖 [料理]

疲れて来るとろくなことを考えないなと思った。
例によって料理したくない衝動が続いて嫌な気分の連続だ。
下らぬ小さな原因がぽつぽつ重なっただけのことで、
特別大きな原因が無いのもかえって対処が上手く行かなくて長引く。

台風とお盆でDV夫が仕事が無くて家に居る率が上がっていたのも問題。
娘たちがいつも通りではあるが不規則にバラバラと入れ代わり立ち代わり、
傍にべったり話し相手(相槌)を求めて来るのも問題。
引き続き社会復帰がままならなさそうなことも問題。
近所の建築工事のハラスメント的罵声がもう何か月も続いて響き渡るのも問題。
これらは自分の自己努力だけで解決できないか、
ある程度日にちがかかる問題でどうしようもない。

その上に乗りかかったのが夏の食事を作るという日常の必須の作業。

誰でもそうだが近年のように暑いと火を使う料理はしたくない。
エアコンを点けっぱなしも点けないのも体に負荷がかかり、
上手に使わないと夏バテして食欲が落ちて行く。
それだけでもメンタルにまで来るのに、
食事時間がバラバラの家族一人ひとりに対応を迫られる状況。

そこへDV夫がツバスを頂いて来て…一気に過去が呼び覚まされた。
ツバスの刺身ツバスの昆布締めツバス茶漬けツバスのつみれ汁と来て
実はあと2食分まだ冷凍してある。

そしてその間に挟まれる昼の食事…夏の昼間の食事と言えば冷たい麺。

モロヘイヤとナメタケの冷やしうどん はまだ大丈夫だった。
冷やし中華。これがいけなかった。
やんわり書いたが、過去の心身の苦痛が思い出されてしまった。
子どもの頃に実家でも食欲の落ちた父の要望で作っては
一口で放置されることがあった冷やし中華。
DV夫は「食欲が無い。熱いものはいらん。簡単なものでいい」と言い、
言われて作れば「手抜き」「サボった」「こんなものはご飯じゃない」等
挙句「昼にちゃんと飯食ってないから腹が減った」と不満げに言う始末。

嫌な事を思い出してしまうのは良くないと思ったが、
思い出してしまうのは仕方がないのだ。それは止められない。
考えてみたら、調理の作業よりも
当時の辛さを誰一人理解してくれなかったことが足枷なのだ。
人間なんてそんなもの。
家族の中で誰か一人でいい、母の命令で日々兼業主婦のように
家事をしていた小学生の自分に対して
心からの労いの言葉があれば父のことはその場で消化できただろう。

人間の心というのは本当に複雑だが、気持ちを受け止める人さえいれば
後々まで引きずることなく元気でいられる単純さもあると思う。
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