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新型コロナウイルスの被害からの復活と希望の願い。
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若い時の苦労は…? [料理]

子どもの頃からよく言われた言葉の一つにこんなものがある。
「若い時の苦労は買うてもせよ」
若くなくなった今は「???」である。
その言葉で強要されたことに疑問がいっぱいだ。

例えば小学校からの家事。
そのための時間的制限で交友関係が減り、情報量が減り、
クラスで浮いてしまい、いじめにもあった。
勉強も仕事も家事の片手間で行うもので、選ぶ時には
家事に影響がないというのが一番の選択肢。
この言葉のせいで自分の将来より家事と家族を優先させられた。

それで何を学んだのだろうか?

周囲と同じようにしていないと社会から爪弾きにあう。
目上(教師など)より考えが現実路線(主婦目線)だと
目の敵にされる。
自分のせいではないことで理不尽な扱いを受けても
我慢するしか生き延びられない。
家事慣れしていたせいで結婚後、短時間でたくさんこなすため、
楽してサボっているように思われ、
さらに高い要求に答えなくてはならなくなった。

教訓。
自分を殺して周囲から浮かないよう目立たないよう、
ひたすら忍従することでしか存在できない。

それで、得したことはあっただろうか?

何一つない。
その後、強いられる家事の苦痛を胸にひたすら自分を抑えて
家族に絶対服従することに全エネルギーを費やして心を病んだ。
忍従することに馴らされた自分は20年間ぐらい夫のDVに気づけなかった。
食事は一から手作りしないと未だに罪悪感に苛まれる。
家族の機嫌が悪いだけでビクビク怯える。

馬鹿馬鹿しいことだと思う。
人生を無駄にしたとも思う。

たった一つの例に過ぎないのに、これだほどの害だ。

「若い時の辛労は買うてもせよ」は絶対に間違いだ。

嫌な気分を自分で庭を掘って植えたハーブティー
吹き飛ばしながら思った。

これからは他者に摺りこまれた間違った考えや習慣に気をつけながら
頭をもっと柔らかく、もっと多角的に思考し、
あくまで自分のために、自分で決め、自分で行動したいものだ。
今やっと心の自由を得て歩む自分の第二の人生は
そういう歩み方でありたい。
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