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新型コロナウイルスの被害からの復活と希望の願い。
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花壇を作る1 [シェルター生活]

また、家庭菜園を始めることにした。
シェルター生活にできる以前の、過去の嫌な記憶が蘇ってしまう。
今日は少し暗い過去の話になるか…。
以前の家では、
草が生え放題の見るのもうんざりするような庭の中で花壇に野菜を植えていた。
草を抜けば抜くと虫がつくと叱られ、
水をやってもやっていないと叱られたものだった。
それでも少しでも食費を抑えるためには必要な野菜花壇だった。

転居したらもうそんなことは御免だと思って、花壇は作らないつもりだった。
生活に困窮し過ぎるまでは絶対に。
転居する時にDV夫に副業を増やしてもらった。
自分に働くなと言うならば生活できる分を稼いでくれと。
それまでは一度も耳を貸さなかったのだが、ようやく…一息ついた。
ところが、アベノミクスのせいかやたらと物価が上がった。
それに伴い本業の受注が取れなくなり、給料が10万減った。
給料が支払いが滞る時もあった。
過去にはこっちに金策をさせて会社の赤字に使ったこともあったが、今はしない。
そこは自分で何とかできる程度の状況のようだ。
差し引きマイナスの家計で2年ほど頑張った。
娘たちはいつまでも高額の学費を必要な上、異常気象で野菜が高騰しっぱなしだった。
いよいよ家計の限界。

まだ体が回復していないが致し方なく、家庭菜園を復活させる決意。
DV夫に許可を求める生活はやめたので勝手に始めた。
向こうも口出ししないことに慣れつつあるようだ。
無視を決め込むのは元々得意だったから、DVしたい衝動さえ抑えられれば万事解決だろう。
こういう生活になる前、
そもそも過去の「人生の中で一番幸せだったのはいつなのか」と聞いたら
結婚前の「一人暮らしの時」と答えた人だ。
自分はDVされたくないやめてくれと言うと、夫はDVを「やめれん」と言った。
身の回りを世話してもらい、お金の工面をしてもらい、全面的服従させて
勝手気ままに何不自由なく暮らしながらDVするより、一人暮らしのほうが幸せなのか。
解決方法は離婚か別居。だが、夫は離婚も別居も世間体と親戚の手前嫌がった。
最大の譲歩として、
自分と娘たちの生活費を稼いで来ることを条件に家庭内別居となったのだ。

法律上は残念ながら夫婦であり、同じ家に住みながら顔を合わせないように努力していて、
面倒なことも被害を受けることもまだあるが、
おかげさまで一応は人間らしい生活ができるようになった。
それで自分自身も精神状態が少しずつ回復してきた。
それにつれて、体の不調もある程度回復しつつある。
今なら、自分一人ででも庭を掘って花壇(野菜壇)を作れるだろうと考えた。
以前なら絶対に許されなかったことだ。
今、自分で決めて、自分で選んでシャベルを買って、
自分で動けることの幸せを噛みしめながら、庭を掘っている。
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