毎年気になるフィギュア報道

自分は子どもの頃からのフィギュアスケートファンだ。
どこの誰でも活躍してほしいし、どの試合のどの選手にも注目している。
ここ数年、異常なまでに過熱している日本の状態に戸惑う。
マスコミが人気選手を過剰なまでに取り上げて報道しているのが気になる。
賑やかで注目を浴びることはいいことだ。いいことなのだが…


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年々マスコミの偏った取り上げ方が酷くなる気がするのは自分だけだろうか
今シーズンは特に露骨な気がするのは自分だけだろうか。

どのスポーツでも、日本人に注目するのは当然だ。ここは日本だから。
しかしながら、普通はその試合で上位を占めた選手を中心に報道するのが普通だ。
メダルを取れる実力の人より最初から届かない実力の人を報道したり、
一人だけに注目して他の上位の立派な成績を収めた選手を軽く扱ったり。
マスコミが人気選手だと決めた人のことばかり話を振られる解説者も
気の毒に見えた。

視聴率は大事なのだろうが、報道としての公平性が地に落ちている気がする。
これがスポーツニュースではなく、社会的に大切なニュースだったらと思うと
不安にもなる。
こんなことでもエスカレートしていけば、
戦時中のように人を扇動するような危険を孕んでいる気がする。

出場選手全員、出場も敵わなかった選手、世界中の選手の気持ちを思えば
そんなことにはならないだろうにと思ってしまう。

人を思い遣るとは、心を思い遣ること。
思い遣るとは相手の気持ちを尊重することだと思うのだが。

それのできぬ人が増えた。
それのわからぬ人が増えた。

先日、いつぞやの台風の痕を業者さんがなおしてくださったのだが、
隣から娘通じでポイっと請求書だけがやってきた。
「保険の金が入ってるから払っておけ」
保険会社の入金は自分で確かめに行くとか騒いでいたのに、
相変わらず支払いに関してはこちらに丸投げ。
自分の損得しか考えられぬ人は心が荒む。
周囲の人をも傷つける。
自分はそういうことにならぬように気をつけたいものだ。

タグ：マスコミ メンタルヘルス 考え方 生き方 報道